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MRI検査とMRCP検査

MRI(磁気共鳴映像法)
X線や造影剤を使う必要がないため、体に安全な検査です。

骨などが重なって写ることによってできる偽の病変が現れにくいです。
骨をのぞく筋肉、脂肪、血管、末梢神経などの軟部組織の解像度に優れているのが特徴です。
精度としては、CT検査に比べて胆石の摘出効果が高く、
胆のう壁の小さな異常も描き出すことができて、
早期胆のう癌の併存も見逃さないとても有効な検査です。

MRIは磁気共鳴映像法といわれ、強い磁石と電波を使って身体の内部を調べる検査です。

人間の体はほとんど水で構成されています。その構成成分である水素に共鳴を起こさせ、
体内の水素原子から発せられる電波信号を受診して映像化し、断層撮影したものです。

CT検査と大きく違うのは、人体の横断面だけでなく、
縦断面でも斜断面でもさまざまな断面を作ることができることです。

検査のやり方は、CT検査と同じ手順で、ベッドに横になっているだけです。
検査法としてはよいことずくめのようですが、
よくないてんは、
強い磁気を発生させて画像を得るため、
心臓ベースメーカーなど、
磁力の影響を受けるような金属製の医療器具を体に入れている人は、
行えないことです。

また、音がうるさく、ヘッドホンや耳栓の防音対策もありますが、狭いトンネルの中での検査なので、閉所恐怖症の人はちょっと困るかもしれません。

MRCP(磁気共鳴膵胆管造影法)
MRCPは、体への安全性と、画像の解像度の優れていることから、
最近脚光を浴びている新しい検査法です。

胆汁や膵液のように体の中に静止し貯まっている水分だけを強調して抽出し、画像をこしらえます。そうすると、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)と同じような映像を見ることができます。

ERCPと比較すれば、今の時点では画像の質が、胆道、膵臓疾病の診断をするには少し劣りますが、信頼できる水準です。
造影剤をとくに使うこともないので、造影剤アレルギーの心配は無用です。。
またERCPとは違い、
胆肝炎や膵炎が生じているときでも、
検査することができます。

排泄性胆道造影のように、消化管吸収能や肝機能に影響されません。

胃の手術後などで、ERCOを行いないときでもMRCPは有効です。

画像の精度がさらによくなれば、体のダメージ損なわないぶん直接造影法にとってかわる検査法ですが、検査をしながら胆石を取る治療を一緒に行う場合は、直接造影法が有用です。

心臓メースメーカーなど磁気に反応する金属が体の中に埋め込まれている場合は、受けられませんが、MRIに反応しないクリップや、心臓の人工弁もあります。
腹腔鏡下胆のう摘出術に使われるクリップは、MRI検査に影響はないです。
金属が体に埋め込まれている人は、検査できるかどうかを事前に確認した方がよいですね。
posted by ミミ at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 検査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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